雨の中くりはま花の国へ見頃のシャーレポピーを見学しに来ましたが、足元が悪くなり長居は出来ずこの近くの日帰り温泉施設、野比温泉に行ってみようと思います。
くりはま花の国からこれまた歩きで向かう事にしました。野比温泉は国道134号線沿いにあるのですが温泉の手前が別名「尻こすり坂通り」という名がついていて緩やかな登り坂が延々と続いているのです。。。。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
2、3㎞くらい歩くのなんて普段ならへでも無いですが雨とゆるく長く続く坂というハンデに道半ばでうっすら野比温泉に向かおうと思ったことを後悔する始末。。。
だいたいね、「尻こすり」って何よっ!きっと尻もちついちゃうくらい急な坂だったとかいう由来なんじゃないのっ?!
いやはや、疲労感というものは無駄に攻撃的な思考を生ませます(´Д`) =3 ハアーゼイゼイ
花の国近くの日帰り入浴施設を前もって調べて野比温泉を知ったのですが写真やクチコミを見てみると、”うん、こりゃ当たりかハズレのどっちかだな”な感じです。直前まで行くか行くまいか迷いました。
最近1000円以下で満足できる日帰り入浴施設に慣れてしまっているせいか、日中の入浴料1,000円というのは正直”高っっ!!”と思ってしまいました。
でもね。。。私は野比温泉に賭けたのですよ!今は大型日帰り入浴施設が乱立するご時世、消費者はいろんな入浴施設へ行っている訳です。
昭和チックな外見なのに1,000円という強気価格で(スミマセン(;^_^A )満足するお客がいなければ淘汰されてゆく時代なのです。その時代を生き抜いているという事はですね、つまりね、野比温泉には何かあるんですよきっと。
”何かある!きっと何かがあるはず!!”という思いを信じて野比温泉に向かいました。
(いや、本当は尻こすり坂途中で引き返すにも引き返せないほど疲れたので進むしかなくなったんですけどね)
野比温泉近くまで来ると業務スーパーがありました。
こんなところにも業務スーパーがあるんだ~( ・∀・)
業務サイズの食材が格安価格で手に入るので定期的に我が家は近所の業務スーパーを利用しています。
後から知ったのですが、野比温泉はこのスーパーの会社が運営しているそうです。
着いた~!!( ´Д`)=3
この昔ながらの温泉マーク!!マークはかわいいけど。。。
もう入口からして入るのにナゼか勇気がいりますね。
中がボロボロだったらどうしよぉ~~(;´Д`A ```
1000円払ったのにすぐに出てきたくなるお風呂だったらどうしよぉ~。゜゜(´□`。)°゜。!!
とかそういう不安に打ち勝つ勇気です。
中に入ると小さい券売機で入浴券を購入して受付のおばちゃまに出します。
ここで下足するのですが、下駄箱がなんだか会社のロッカーのお古?
な感じです。
あ、女湯は下なのね。。。
まだ私のドキドキは止まりません。。。。
この見えない先が怖い。。。。((((;゚Д゚))))
やっぱり帰りたくなったらどうしよう。。。
脱衣場入ってから、ようやっと恐怖心が半分くらい無くなりました。
って、言ってもやっぱりロッカーは会社とか学校のロッカーだよね。これ(^▽^;)
いろいろ貼り紙に注意事項が書いてあるのですが、その紙がほとんどカレンダーの裏紙とかなんですよ。なんかちょっとかわいいね。。。
でね、外の通路に繋がるドアみたいなのがあったんだけど、そこには
「虫が侵入するので開閉禁止!」
みたいな事が書いてあるんですよ。うん、絶対開けない。だって、蚊とかハエとかそういう虫じゃないような気がするもん。
きっと足が沢山ある虫が入って来そうな気がする。。。
脱衣場で準備していると常連のおばちゃん達が4人くらい出てきました。
そのうちの一人が「一回しか入らないの?カラオケでも歌っていかない?」
”はい、子ども達が帰ってくるまでに帰らなくちゃいけないんで一回しか入れないです”
「でもこんな辺鄙なところに若い子がわざわざ来るなんて珍しいわねぇ~」
他のおばちゃん 「好きな人は1人でいろんなところに行くのよね。子どもが学校に行ってる合間を使ってね」
おばちゃん達から見て私が若い子に見えるという事はここの温泉の主な利用者は60歳以上の地元の人なんでしょうね。
「一回しか入れないなんてもったいないわねぇ~」とおばちゃん。
さて、野比温泉のお湯はどんなものかね??
ここからは先は下手な解説無しの心の声ライブでお送りするのでみなさんご自由にご想像ください。ではどうぞ!
あれ?ドアノブが・・・壊れてる?なんだ、押せば開くようにしてあるのね。びっくりしたー
え?なにあれ?たぬきの置物?まあいいや。なんだ中は結構普通じゃん。意外に広いな。はー雨に濡れて気持ち悪かった~顔落とそ。
全身シャワー浴びてさっぱり~♪さ、温まろうかね。色は茶褐色か・・・特に香りは感じないな。
ぬぅっ!!??ナニコレ??垢!?何か浮いてる!!
何か壁に書いてあるな。看板の文字がところどころ色落ちしてボロいな~
この浴槽の・・浮遊物は温泉成分・・・・最後に・・効能・・あるので・・・したり、・・・・洗い流さないでください。(だったかな?)
ふーん、要するに湯の花みたいなものなのかな。。。本当だぁ~目をよーく凝らして見てみるとなんか小さい泡泡みたい。
おわっ!!??あれ?ボディクリームちゃんと落としてなかったのかな?しまった!なんかぬるぬる体から落ちて来ちゃった:(;゙゚'ω゚'):お湯汚しちゃう!
って、今の時期はもうボディクリームなんて塗っとらんがな!!すごい!!全身ヌルヌル!肌触りスベスベ!!
なにこれ?磐梯熱海の温泉もぬるぬるしたけどそれ以上だよっ!!もう全身がヌルヌル!すごいいいお湯!!私の勘バッチリ!!
私の読み通りじゃん~♪このお湯なら1000円でも安いくらいだわ。だって昼間から一日ここにいて何回も入ったら逆に安いくらいじゃね???
さっきのおばちゃん達カラオケとか言ってたけど、ということは休憩室みたいなのがあるはずだよね。あとでちょっと覗いて見るか。
て、なんでたぬきの置物なんだろうな~???おなかからお湯が出てきてるけどさ。。。なんでたぬきなんだろ・・・・
はい、以上心の声ライブで野比温泉の感想をお送りしました。
浴室にはリンスインシャンプー、ボディソープ、脱衣場にはサウナとドライヤーが一つありました。
さて、子ども達が学校から帰ってくるまでに家に帰らねばならないので温泉と別れを惜しみつつ服を着ます。
さっきのおばちゃん達がいるであろう休憩室もちょっと覗いて行きます。
広間にテーブルが等間隔においてあって、テーブルひとつひとつにお客がいます。客数をみるとそこそこ繁盛しているっぽいですね。
広間に入ろうものなら視線を一斉に浴びそうだったのでこちらはそのままスルーすることに。。。
でも写真は撮っておきたいなぁ。。。と思って撮ったのですが、写真を撮っていることがばれたらおっちゃんに怒られるかもしれん:(;゙゚'ω゚'):
1人で勝手にビクビクして逃げ腰へっぴり腰で撮ったのでブレブレ写真です。
ロビーの前にも休憩所みたいなのがあって、こちらは誰もいなかったので少し見学していく事にします。
5分200円のマッサージチェアーがあったのでやっていくことにします。
最近のチェアーは200円でかなり人の手に近い感じのものが多いのですが、こちらのチェアーは一体何年前に新発売されたマッサージチェアだよ?平成元年?
と、言う程に年期が入っておりまする。
さっきからボロいとかなんとか失礼な事を散々言っていますが、私は断言しますね。
温泉が好きな人なら絶対気に入る泉質だということを!!
しかも長居をしたい温泉であるとっ!!
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