2013年11月3日日曜日

お会式の総本山 池上本門寺 2013年10月12日 日蓮上人のご入滅の日

毎年10月11日から13日にかけての三日間、東京都大田区の池上本門寺ではお会式が開かれます。特に盛大に行われるのが御逮夜である12日の夜。夜中まで万灯行列が練り歩きます。

まず、お会式(おえしき)ってなんぞや?という方の為に簡単にやさしく説明しますと、

日蓮大聖人がご入滅された10月13日にあわせて行われる大聖人の遺徳を偲ぶ法要でございます。

で?なんで池上本門寺がこんなに盛大なの?

日蓮大聖人がご臨終された場所だからです。約30万人の参詣者、約3千人の万灯練行列で賑わいます。

法要であるけど、私にとっては要するにお祭りです。で、どんなお祭りなの?
と、いうことで行ってみよーう♪

池上本門寺のお会式は 私の 「大田区イベント好き好き大好きランキング」 の上位を飾るもので、毎年楽しみにしているお祭りです。

池上本門寺の最寄駅は東急池上線 池上駅です。始発駅の蒲田からすでにお万灯が・・・・
この日はお会式臨時ダイヤで、運行本数が増えています。


池上駅も臨時出口で対応しています。
普段は閉鎖されている臨時出口です。

うお、本門寺通りがものすごい人で埋め尽くされている。。。


屋台が沢山出ているのは、ここ本門寺通り、本門寺新参道、池上文化センターと池上図書館の前の通りです。


今年の12日は土曜日だったため、特に混雑が激しいですね。。。。

万灯行列が始まるまで、この屋台ストリートで時間をつぶします。
池上の街全体がまるで屋台で埋め尽くされているかのようでございますよ。。。。

のんびり食べ呑み歩きながら、本門寺へ向かいます。

万灯行列が始まると、此経難持坂 は一方通行となりますのでご注意ください。混雑を避けるために大堂のうらから正面に回ろうとしても行けません。

さて、万灯行列は纏と万灯、団扇太鼓を打ち鳴らしながら練り歩きます。
纏を振り回すのは、明治時代に町火消たちが参詣に訪れたことが始まりだそうです。

なぜ桜の飾りのついた万灯の形なのかは、日蓮大聖人が臨終した時、季節外れの桜の花が咲いたことに由来しています。その桜はお会式桜といって、大坊本行寺に実際にあります。(当時の桜そのものかどうかは分かりませんが)

このお万灯、山車タイプと纏タイプのものがあるのですが、纏タイプは持っている人がゆさゆさ揺らすとゆらーんゆらーんまるでクラゲさんのように動くところが特に私は気に入っています。なんだか幻想的でとてもきれいなんです。

池上本門寺のお会式というものは、私にとって

秋の夜に幻想的なお万灯を眺めながら お酒を飲んだり、おいしい食べ物を食べたり、そしておいしいお酒を飲み、散歩してお酒を飲むという、由緒正しいお祭りなのでございます!!!!

(要するに楽しく学びながらお酒を飲む由緒正しいお祭りなのでございます・・・・????)




まあ、いくら酒飲みだとしても、その楽しいお祭りの背景は一体なんぞや?という好奇心はあるので、いろいろ簡単に背景を調べたりするのです。そして背景を知るとより一層お祭りが楽しめるという訳です。酒飲みですが私はただの酒飲みとは違うのです。あなたとは違うのです!!(ただの酒飲みだということを否定する為に昔の首相の話題になったセリフを引用)

と、いうことで、ちょっと気になった人は、来年の池上本門寺お会式にきてみるべしみるべし!!

2 件のコメント:

  1. 今年は13日も休日だったのでかなりたくさん屋台が旧参道などに出ていました。以前キリスト教系の教会の万灯を見た覚えがあるけど、今年は発見できなかった。写真撮ろうと企んでいたけど。

    返信削除
  2. こんにちは!そうだったのですね。13日が平日だと屋台の数がどっと減ってしまうので13日はほとんど行ったことがなかったです。キリスト教系の万灯行列は興味ありますね、、、私も見てみたかった。。。。

    返信削除